|
応急手当の基本 |
止血の方法 |
| 1 |
まず、傷病者の状態を観察する。
生命にかかわる観察を優先し、症状を認めたときは、応急手当てを並行して行う。 |
| |
| @ |
出血はあるか。 |
| |
|
→大出血→止血の手当て |
| A |
意識はあるか。 |
| |
|
→意識障害→気道確保 |
| B |
呼吸をしているか。 |
| |
|
→呼吸感ぜず。→人工呼吸 |
| C |
脈はあるか。 |
| |
|
→脈拍がない。→心臓マッサージ |
| D |
その他の観察(顔色・冷汗・手足の動きなど) |
|
| 2 |
応急手当てをするとき |
| |
| @ |
水平に寝かせることが原則(傷病者の望む最も楽な姿勢でもよい。) |
| A |
体温が低いときは、保温 |
| B |
原則として、飲み物は与えない |
| C |
励ましの言葉 |
|
|
| @圧迫止血法 |
| |
出血している部位にガーゼやハンカチを当て圧迫するか、その上から包帯をして、圧迫止血 |
| |
 |
| A止血帯法 |
| |
噴出する鮮紅色の出血は動脈性で、手足の出血で圧迫止血できない場合は、出血している部位より心臓に近い部位に三角巾や手ぬぐい等を強く巻き、強くしばって止血 |
| |
 |
| B止血帯 |
| |
止血帯は3cm以上の幅の広いものを用い、止血不十分の場合は止血帯の間に棒を入れ、回して止血。この場合、止血時間を記録し、30分に1〜2分は止血帯をゆるめて、血流の再開を図る。 |
|
| ▲ページのトップへ
|
| |
|
|
骨折の手当て |
| 骨折した部位の上と下の2つの関節にとどく長さの副木を当てて固定 |
| @腕の骨折 |
| |
副木で固定し、肘を直角に曲げて三角巾で腕をつり、別の三角巾で胸に固定 |
| |
〔腕つり三角巾と固定〕
 |
| A下肢の下部、足首の骨折 |
| |
板、段ボール紙などで、骨折部位とその前後の関節が動かないように固定 |
| |
〔下肢下部の骨折〕
 |
| |
|
|
| B膝部の骨折 |
| |
足首や膝の後ろにタオルなどでまくら当てをし、膝をのばした状態で、板などで膝と前後の関節をしっかり固定 |
| |
〔膝の骨折〕
 |
| C大腿部の骨折 |
| |
骨盤の上部から足先までの長さの板や棒などで、脚の内外から副木を当てて固定 |
| |
〔大腿の骨折〕
 |
|
| ▲ページのトップへ
|
| |
| 打撲の手当て |
蜂に刺されたときの処置 |
| @頭部打撲 |
| |
頭を強く打って意識がないときは、頭部後屈あご先拳上法で、気道を確保
手足のまひがある場合は、頭部の後屈をあまりしないで頸を固定し、頭部を持ち上げないように寝かせる。 |
| |
 |
| A胸部打撲 |
| |
胸を強く打って、息をするたびに胸が痛んだり、息苦しいときは衣服をゆるめ、気道を確保するために、上半身を高めにし、頭を後屈し、静かに呼吸をさせ、いちばん楽に呼吸ができる姿勢をとらせる。 |
| |
 |
| B腹部打撲 |
| |
腹部を強打した場合は、肝臓や胃、腸等の腹腔臓器出血を起こし、緊急を要することが多いので、衣服をゆるめ膝の下に衣服やタオルなどを丸めて入れ、膝を曲げて腹部の緊張をとるようにし、頭を低くして寝かせる。 |
| |
 |
|
| @ |
刺された現場から離れ、木陰や沢の付近に退避し、刺されたところを強く押したり、口で強く吸ったりして毒を出し、冷たくきれいな水で洗う。 |
| A |
手や足を刺された場合は、刺された部位より心臓に近い方を止血ゴム管などで、静脈が浮かび上がる程度にしばり、数分ごとにゆるめる。 |
| B |
赤く腫れはじめたとろに、抗ヒスタミン軟膏を塗る。 |
| |
 |
| C |
発疹、流涙、せき、嘔吐、下痢、目がくらむなどの症状がみられる場合は、仰向けにし、衣服をゆるめ、ベルト、地下足袋、手袋など、体を締めつけているものをゆるめ、楽な体位にする。重症例は1時間以内に死亡することが多いので、速やかに医療機関に運ぶ。 |
| D |
傷病者を移送するときは、決して背負わないで、担架で救急車まで運ぶ。 |
|
| ▲ページのトップへ |
| |
| 被災者の移送方法 |
救急用具の備え付け |
| @ |
上着又は縄などと径が6〜8cm、長さが2mくらいの棒2本を使って、下図の担架を作る。 |
| |
 |
| A |
頭を後ろにして担架にのせ、2人で運ぶ。 |
| |
 |
|
| @ |
作業現場の休憩所等に救急箱のほか、止血帯、副木、担架等を備え付けておく。 |
| A |
救急箱の中身は、定期的に調べ、補充しておく。 |
 |
|
| ▲ページのトップへ
|