トピックス

2010.01.12
【おしらせ】平成22年度林材業労働安全・労働衛生標語決定
2010.01.04
【新年のごあいさつ】平成22年の年頭に当たって

【おしらせ】
平成22年度林材業労働安全・労働衛生標語決定


 林材業労災防止協会で募集を行っていた平成22年度の林材業労働安全及び労働衛生のポスター標語が決定しました。
 この標語は、平成22年度の協会の作製する安全・衛生ポスターをはじめ協会の普及啓発資料等に使用されるもので、厳正な審査の結果、多数の応募作品の中から、入選2点、佳作6点が選ばれました。

[入選]

◎労働安全

「ヒヤリハットで得た教訓 皆(みんな)で活かして0(ゼロ)災職場」(秋田県北秋田市 中村潤さん)

◎労働衛生

「オンとオフ 切り替え上手でリフレッシュ」(青森県青森市 木村裕美子さん)

[佳作]

<労働安全>

「リスクアセス 広めて摘みとる 危険の芽」(徳島県三好市 田原和子さん)
「リスクアセスで見直そう 設備と作業の安全手順」(愛知県名古屋市 小寺光雄さん)
「ゼロ災害 事前にしっかり 危険予知」(青森県青森市 小山内亜矢さん)

<労働衛生>

「健康は 職場と家族を 支える力」(岐阜県可児市 坂下直樹さん)
「疲れたら 無理せず休む その勇気」(新潟県新潟市 佐藤範子さん)
「体調管理 自分のために 家族のために」(広島県広島市 吉川竜二さん)

▲ページのトップへ

【新年のごあいさつ】
平成22年の年頭に当たって


林業・木材製造業労働災害防止協会
会長 並木 瑛夫

林業・木材製造業労働災害防止協会会長 並木 瑛夫

 新しい年を迎え、年頭のご挨拶を申し上げます。 皆様におかれましては、穏やかな新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。 また、皆様には平素から林材業における労働災害防止活動の推進につきまして、ご理解、ご尽力を賜り、衷心より厚く御礼申し上げます。

 昨年はリーマンショックによる世界的規模での金融危機の影響が尾を引き国内外の経済は引き続き厳しく、また、国内ではほぼ半世紀ぶりに政権交代が行われるなど激動の一年でありました。私ども林材業関連では、景気の持ち直しが実感されるまでには至らず、今後の景気動向についても依然として不透明であるといわざるを得ません。

 このような厳しい経済状況の一面を反映して、林業が雇用の場としてあらためて注目を集め、建設業などの他業種からの参入を含めて新規就労者が増加してきており、未経験者に係る災害も目立っております。この現状を踏まえ、これらの方々に対する安全衛生に関する教育、指導等をはじめ、さらなる労働災害防止活動への積極的な取組が一層重要であり、林材業界における唯一の労働災害防止団体として、林材業を営む皆様の労働災害防止への取組に対し、これまで積み上げた専門的知識、ノウハウ等を活用し、当協会挙げて最大限のご支援をしてまいる所存であります。

 労働災害の動向につきましては、林業において昨年上半期に死亡災害が多発し、厚生労働省から「林業における間伐作業の増加に伴う労働災害防止の徹底について」の緊急要請が発出されたことを踏まえ、各支部に緊急の取組をお願いした結果、林業の平成21年の死亡者数は、昨年11月末現在、一昨年同期より減少しつつあります。しかし、休業4日以上の災害は逆に増加をしており、当協会はじめ業界全体での取組が今後さらに重要になると受け止めております。
 また、昨年7月、厚生労働省ではチェーンソー及びチェーンソー以外の振動工具についての作業指針、振動障害予防対策指針等の改正が行われ、新しい振動測定方法の考え方に基づく振動障害予防対策が示されたことを受け、本年も引き続き、その周知を図ってまいることとしております。

 一方、木材・木製品製造業では、昨年の死亡者数は同年11月末現在、一昨年の半数となり、休業4日以上の災害も、昨年11月末現在において一昨年を下回っておりますが、ここで気を緩めることなく取り組むことが重要であると考えております。特に、未だに非定常作業における労働災害の発生をみており、これら同種類似災害の防止については、林材業リスクアセスメントの普及定着、林業・木材製造業労働災害防止規程の遵守・徹底など、労働災害防止対策を着実に進めていかなければなりません。

 他方、現下の国の厳しい財政事情の下で、ますます厳しさを増す社会的要請に的確に対応していくためにも、協会として自立的な運営を図ることが強く求められており、事業運営の効率化に努めつつコスト削減の徹底、財政基盤の強化につながる既存事業の見直しの実施及び災害防止に資する新規事業の開拓等について積極的な取組が不可欠となってきております。

 以上、縷々申し上げたとおり、当協会を取り巻く状況は、今後、一層厳しさを増すことが明らかであり、林材業に携わる皆様におかれましては、現状を的確にご認識いただき、ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

 本来、仕事中に働く人が死傷する労働災害は、決してあってはならないものであります。働く人々の安全と健康の確保はご本人、ご家族にとって最もかけがえのないものであり、何事にも増して尊重されるべきものであることを事業者、労働者の皆様がそれぞれの立場で肝に銘じ、関係者一丸となって、労働災害防止活動に積極的に取り組んでいただき、災害ゼロを目指されることを心より願ってやみません。

 終わりに、私ども協会は、いかなる状況にあっても林材業における労働災害を撲滅するという本来の目的に沿って、林材業の労働環境が安全、健康かつ、快適な災害ゼロの魅力ある職場となるよう皆様とともに努めてまいることを誓いまして、私の年頭に当たっての挨拶とさせていただきます。

▲ページのトップへ