トピックス
2007.04.16 ゼロ災協議会林業部会が「安全作業徹底キャンペーン」を展開
2007.04.16 【安全衛生教育テキスト/DVD】新作のお知らせ
2007.04.16 【お知らせ】平成19年度林材業労働安全・衛生標語
2007.04.16 【公表】チェーンソー・刈払機の振動・騒音等測定値公表一覧表
2007.04.16 【活動】第46回常任理事会開催される
2007.04.03 【プレスリリース】平成18年度林業労働災害防止フロンティア事業について


ゼロ災協議会林業部会が「安全作業徹底キャンペーン」を展開


 林材業ゼロ災推進中央協議会林業部会では、林業における労働災害の防止を図るため、安全作業徹底作業キャンペーンを4月1日から7月31日まで実施します。

 今回のキャンペーンは、平成18年の林業における死亡災害が前年に比べて10名の大幅増加となる見込みであること、森林吸収源対策による間伐等の事業量の増大が予想され、労働災害増加の未然防止が緊急な課題であることなどから、協議会構成団体等を通じて傘下の事業体へ安全作業の徹底を呼びかけ、労働災害の防止を図ろうというものです。

 このキャンペーンについては、厚生労働省労働基準局建設安全対策室長から都道府県労働局に対してキャンペーンへの協力についての通知が出されたほか、林野庁においても各都道府県、営林管理局・署にも周知を図るなど、行政からの支援も行われています。

 このキャンペーンでは傘下林業事業体にリーフレットを配布して労働災害防止を呼びかけるほか、簡単なアンケートに答えて応募すると、チェーンソー用防護衣の「フォレストレガース(参考市販価格13,500円)が抽選で当たるという特典があります。

安全作業徹底キャンペーン申し込み


▲ページのトップへ

【テキスト/DVD 新作のお知らせ】
 テキスト「スイングヤーダ・タワーヤーダによる安全な作業」
 DVD「スイングヤーダ・タワーヤーダによる安全な作業」


 このたび、スイングヤーダ・タワーヤーダの安全作業についての安全衛生教育用テキストとDVDが完成しました。

 近年、林業の現場において急速に普及が進んでいる高性能林業機械が、スイングヤーダ・タワーヤーダです。

 テキスト「スイングヤーダ・タワーヤーダによる安全な作業」では、スイングヤーダ・タワーヤーダの種類と構造、索張り方式、安全な作業、点検整備、作業を行う上で必要な基礎知識、関係法令等について、イラストを使って分かりやすく解説しています。

 また、DVD「スイングヤーダ・タワーヤーダによる安全な作業」では、機械の据え付け、索張りから作業に至るまでを映像で分かりやすく解説した視聴覚教材で、オペレーター用研修用として最適のものです。

テキストの画像   DVDの画像
テキスト
「スイングヤーダ・タワーヤーダによる安全な作業」
 

DVD
「スイングヤーダ・タワーヤーダによる安全な作業」


▲ページのトップへ

【お知らせ】平成19年度林材業労働安全標語・労働衛生ポスターと標語


 林材業労災防止協会の19年度労働安全・労働衛生ポスターに使用される標語は、多くの方から応募いただき、次の方の作品が採用されました。

 また、ポスターデザインについても標語をもとに作成されました。

 ただ今、林材業労災防止協会では都道府県支部を通じて、当ポスターの希望枚数をとりまとめています。ぜひ、みなさんの事業場でも林材業労働安全・労働衛生ポスターを掲示して、安全で健康な職場づくりに取り組みましょう。

●労働安全  
    労働安全ポスター
「かくれた危険 みんなで摘みとり 先取り安全」 労働安全ポスター
 (徳島県吉野川市 高田久男さん)
●労働衛生  
  労働衛生ポスター
「つくろう 快適職場 まもろう 心と体の健康」
(東京都港区 小野喜代子さん)


▲ページのトップへ

【公表】チェ−ンソ−・刈払機の振動・騒音等測定値公表一覧表


 平成18年12月現在、振動・騒音等の測定値が公表され、市販されているチェーンソー、刈払機及び振動等測定済みで林野庁で公表手続き中のものです。
(社団法人林業機械化協会 提供)

 現在市販されているチェーンソー・刈払機の振動・騒音等測定値公表一覧表 (PDF:24KB)


▲ページのトップへ

【活動】第46回常任理事会開催される


 林材業労災防止協会の第46回常任理事会が、3月22日、メルパルクTOKYO(東京都港区)で開催されました。

 会議の冒頭で庄司橙太郎会長は、「平成18年の林材業の労働災害発生状況は、死傷災害は着実に減少しているが、死亡災害は木材製造業で11人と5人減少したものの、林業では57人で10人増加し、誠に残念である。依然、他産業に比べ、災害の発生率、重篤度などが高く、同種・類似災害を繰り返すなど改善が進んでいないのが実情である。労働災害の防止は事業主責任が基本であることから、平成19年度においては、昨年度に引き続き「林材業リスクアセスメント」の普及徹底を図ることを最重点課題とし、これまで取り組んできた「林材業ゼロ災運動」のさらなる定着と、「林材業労働災害防止規程」の事業者責任の周知徹底に努め、林材業で働く人々が健康で安心して働ける職場の実現に向け、なお一層事業を強力に推進していきたい」とあいさつを行いました。

 続いて木村専務理事より、(1)平成19年度事業計画案、(2)平成19年度収支予算、(3)平成19年度の会費案、(4)参与の委嘱案、(5)総合評価委員会委員委嘱案について項目別に説明されたあと、全会一致で全議案が承認されました。

テキストの画像   DVDの画像
↑ 平成19年度事業計画が説明、検討された  
常任理事会であいさつを行う庄司会長 →

▲ページのトップへ

【プレスリリース】平成18年度林業労働災害防止フロンティア事業について


 林業・木材製造業労働災害防止協会では、林野庁の委託を受け林業労働者の労働災害を防止し安全を確保するため、最新の技術を取り入れた機械・器具等の開発・改良について民間企業等に公募し、応募のあった課題の中から選定された次の6課題について開発・改良を実施したところです。
 その成果について、以下のとおりお知らせします。
 平成18年度林業労働災害防止フロンティア事業について PDF版(PDF:1,368KB)


(1)実施課題一覧表

No 開発企業等 開発改良機械・器具名
1 林業機械化協会
(株)コスモメカニクス
【丸鋸停止機構式モータ内蔵電動刈払機】
 刈払機作業において、刈刃で作業者自身が損傷する事故を防ぐため、電気モータの特性を利用して電源オフと同時に逆起電力を利用して3秒以内に停止させる装置。
2 (株)ゼオテック
(株)佐々木製材所
(株)環境文化創造研究所
【吸血性昆虫マダニ類の忌避・防除資材】
 忌避主要成分となる薬剤を天然油脂精製剤とし、徐放出技術により効果を持続させて、安全かつ効果的な忌避及び防除効果を持たせた製品。
3 (株)トーヨ 【固定レバー式刈払機用繊維引き出し式防護具】
 刈刃が防護具に接触したときに、防護材を刈刃に絡ませ切創力と衝撃力を低減する軽量・安価で装着性の良い防護具。
4 (株)トーヨ
愛媛県工業技術センター
【刈払機用防護具の切断評価試験装置】
 刈払機防護具の耐切創性の評価と刈払機刈刃が足に与える力を定量的に測定できる刈払機用防護具の安全性試験装置。
5 (株)リーガルコーポレーション
(株)帝健
(株)谷沢製作所
【林業用高所作業安全保護具】
 安全帯のロープがチェーンソーで切れないようにし、高所作業が安全に行える保護具。
6 (株)マックス 【軽量化した金属を用いた刈払機防護具類】
 刈払機回転刈刃が作業者の膝下に接触することによる事故を防ぐため、金属類に、高強力繊維を用いて、のこ刃、チップソー、笹刈刃などの回転刈刃から防護可能なすねあて保護具。

(2)実施内容の概要

課題1 丸鋸停止機構式モータ内蔵電動刈払機

 スイッチを切断したとき、刈払機刈刃を速やかに停止させる機構を備えた電動刈払機の開発を行った。電動刈払機の特性を生かし、スイッチを切断した後、慣性で回転している刈刃からの逆起電力を利用して、スイッチ切断後3秒以内に停止する電動刈払機を開発した。

課題2 吸血性昆虫マダニ類の忌避・防除資材

 忌避主要成分となる薬剤を天然油脂精製剤とし、忌避および防除効果の目的を達成する薬剤を多くの候補から検索し、安全性、持続性、経済性、取扱のしやすさなどからウイキョウ精油(アネトール)を見出した。また、忌避効果を持続させるため、多くのポーラスを有する多孔質材料(ゼオライト)に薬液を含浸させて、徐々に放出させ、効果を持続させることができた。これらの成果を用い、手甲タイプ、脚胖タイプ、ジャケットタイプ、レジャーシートタイプの応用製品群を開発した。

課題3 固定レバー式刈払機用繊維引き出し式防護具

 開発した防護具は、回転する刈刃に繊維を絡みつけることによって刈刃の回転を抑制する構造とし、刈払機用切断試験装置を用いて切断評価試験を繰り返して素材の試験を行い、スパッツタイプの防護具を開発した。

課題4 刈払機用防護具の切断評価試験装置

 刈払機防護具の耐切創性の評価と人体に与える影響を測定することを目的に開発を行い、刈刃を一定の条件化で被検体に当てる「切断試験装置」と、被検体を保持し非検体に加わる力を測定する「安全評価装置」からなる装置を開発した。

課題5 林業用高所作業安全保護具

 樹上に上る高所作業においてチェーンソーによる切断を防止するため胴ベルト型の安全帯のロープに切れにくいパッドを取り付け、さらに万一切断した場合でも、人体に及ぼす影響の少ないフルハーネスの安全帯を用いた林業用高所作業安全器具を開発した。

課題6 軽量化した金属を用いた刈払機防護具類

 刈払機回転刈刃が作業者の膝下部に接触することよる事故を防ぐため、耐切創性の高い金属と高張力繊維を使用して、のこ刃、チップソー、笹刃などの現状で使用されている全ての刈刃から防護可能なすねあて防護具を開発した。


▲ページのトップへ