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厚生労働省は、3月19日、第11次の労働災害防止計画を公示しました。
同計画は、去る2月20日、厚生労働省から諮問された案について労働政策審議会から妥当と認めるとの答申が行われていたものです。
同計画は、労働災害防止のための主要な対策に関する事項その他の労働災害防止に関し、今後5年間における重要な事項を定めたもので、平成20年度から平成24年度までの計画期間中に、(1)死亡者数を平成19年に比べて20%以上減少させること、(2)死傷者数を平成19年に比べて15%以上減少させること、(3)定期健康診断の有所見率の増加傾向に歯止めをかけ減少へ転じさせること―を主な目標に掲げ、目標の設定、評価等の実施により的確な推進を図ることを基本的な考え方としています。
計画の中で林業は、死傷災害の年千人率が全業種の平均の10倍以上で労働災害発生率が著しく高いこと、また、死亡災害については伐木作業中に発生したものが半数以上を占めていることなどから「労働災害多発業種」とされ、(1)リスクアセスメントの普及促進を図ること、(2)かかり木処理作業等の安全対策の充実を検討して必要な措置を講じること、(3)高性能林業機械等の大型林業機械の安全対策の周知徹底を図ること―が対策に掲げられています。
また、同計画の基づく業種別対策として、林業、木材・木製品製造業及び家具・装備品製造業(金属製及び漆器製を除く)について個別の対策が示されています。
<林業>
- 「危険性又は有害性等の調査等」の実施の促進
- かかり木の処理作業における安全な作業方法の徹底
- 高性能林業機械等の大型林業機械による安全作業の徹底
- 伐木造材、造林作業及び機械集材装置等による集材作業の安全な作業方法の徹底
- 刈払機による安全作業の徹底
- 単軌条運搬機による安全作業の徹底
- 労働災害発生時における緊急連絡体制の整備の促進
- 安全管理者等の安全衛生担当者の能力向上教育の実施
- 低振動工具の使用、作業管理及び健康管理の徹底
- 防護網の使用等による蜂刺され災害防止対策の徹底
<木材・木製品製造業及び家具・装備品製造業(金属製及び漆器製を除く)>
- 木材加工用機械の安全化の促進及び安全な作業方法の徹底
- 作業主任者の適正な配置及び職務の励行
- 塗装、接着作業等における局所排気装置等の設置の徹底
労働災害防止対策(業種別労働災害防止対策 PDF:229KB)
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