林業労働災害（死亡災害）速報一覧
伐倒木が近くにいた作業者を直撃
| 災害発生日時等 | 2000年10月22日 9時15分(死亡 10月22日 18時40分) |
|---|---|
| 災害発生場所 | 滋賀県 |
| 被災者年齢等 | 62歳（男性） |
| 作業種別 | 伐倒（択伐） |
| 災害発生状況 | ・被災者は、同僚２人と８０年生および３０年生のヒノキ立木の作業を行っていた。 ・一人は離れたところで作業しており、一人（Ａ者）と被災者（Ｂ者）は１～２ｍ間隔の３本の立木を伐採することになっていた。 ・Ｂ者が先に斜面上部位置している２本を山側４５度方向に伐倒した。 ・続いて、Ａ者が３本目を同じ方向に伐倒したところ、Ｂ者が伐倒方向の危険区域内に入ったため、立木の枝が当たり失神した。 ・すぐに救急車で病院に運んだが、約９時間半後に出血性ショックで死亡した。 ・被災者は保護帽を着用していた。 |
| 使用機械 | 伐木造材機械（チェンソー） |
| 経験年数 | 47年 |
| 作業場所の林種別 | 人工林 |
| 作業対象 | 伐倒木（径４５cm 樹高２１．４m） |
| その他特記すべき事項 | 作業員は全員伐木造材作業従事者特別教育を受講していた。 |