林業労働災害(死亡災害)速報一覧

前日、「かかり木」となって放置していた伐倒木が、何らかの原因で倒れ、下敷き

災害発生日時等 2002年08月31日
災害発生場所 青森県
被災者年齢等 63歳(男性)
災害発生状況 当日、被災者は、同僚7名(伐倒手3名、トラクタ及びフォワーダ運転手3名、荷掛手1名。造材手1名)と伐倒・集造材作業に従事していた。11時25分頃、同僚が被災者に昼食の時間を告げにいったところ、返事がなく、伐倒木の下敷きになっている被災者を発見した。直ちに全員で救出し、救急車で病院に搬送したが14時25分頃、死亡が確認された。現場の状況から、被災者がヒバ立木(径48㎝、長さ17m)を伐倒していた。そこへ、前日、作業道作設のため伐採して、元口が土にめり込み「かかり木」となって放置していたヒバのかかり木(径30㎝、長さ14m)が何らかの原因で倒れ、被災者が下敷きとなって受災したものと推定される。
使用機械 伐木造材機械(チェーンソー)
経験年数 16年
作業場所の林種別 伐倒(択伐)
作業対象 伐倒木(径48㎝、樹高17m)