林業労働災害(死亡災害)速報一覧

集材作業中、障害物から外れたワイヤロープが激突

災害発生日時等 2005年01月19日
災害発生場所 広島県
被災者年齢等 58歳(男性)
作業種別 集材
災害発生状況 造林地内の風倒木(ヒノキ、胸高直径48cm、長さ25m)を全幹の状態で林道まで引き上げるため、当該木にワイヤロープをかけ、途中にガイドブロックを入れて角度を変え林道上を走行するグラップル付きバックホーを移動させて地曳集材をしていた。被災者は同僚2名(バックホー運転手、玉掛け1名)と共に作業を行っており、ガイドブロックからのワイヤ取り外しを担当していた。被災時の目撃者はいないが、被災者はガイドブロックで曲げられたワイヤロープの内角で作業をしており、何らかの障害物に引っかかって曲げられた状態で強く引かれたロープが、障害物から外れた衝撃で反発し被災者の頚部に激突したと推測される。