林業労働災害(死亡災害)速報一覧

伐倒作業中、チルホールを用いて伐倒したところ、監視役がワイヤと立木の間に挟まれた

災害発生日時等 2007年08月09日
災害発生場所 群馬県
被災者年齢等 56歳(男性)
作業種別 伐倒(支障木処理)
災害発生状況 墓地にかかるクヌギ(径40cm、樹高22m)を支障木として伐倒していた。伐倒木が墓に倒れるのを防ぐため、チルホールを約25m離れた立木に取り付け、ワイヤーロープを伐倒木の地上から8mの位置に取り付けた。伐倒木とチルホールの間には小尾根があり、見通しができなかったため、中間地点に監視役の作業員と被災者が位置していた。伐倒木が倒れるとき、被災者がなぜ危険区域に立ち入ったか不明であるがワイヤーと近傍の立木の間に挟まれた。