林業労働災害(死亡災害)速報一覧

造材作業中、2本の重なった材を玉切りしたところ、材が転落回転して下敷きになった

災害発生日時等 2007年12月08日
災害発生場所 奈良県
被災者年齢等 52歳(男性)
作業種別 造材(玉切り)
災害発生状況 ヘリコプター集材のための玉切り作業を行っていた。斜面上方に2本のスギ大径木が交差して重なって倒れていたので、先に下になった材を長さ12mに玉切り、次いで上になった材を交差位置からやや下方で玉切ったところ、斜面鉛直方向からやや傾いて下になっていた材が回転しながら被災者を巻き込んで転がり、その下敷きとなった。重なった材を玉切りしたことから、材の摩擦が減少し転落したものと考えられる。