林業労働災害(死亡災害)速報一覧

伐倒作業中、かかり木となってかかられた木を伐倒したところ、かかり木が激突した

災害発生日時等 2008年02月07日
災害発生場所 北海道
被災者年齢等 67歳(男性)
作業種別 車両集材
災害発生状況 被災者は、カラマツ初回間伐の集材作業を行うため、トラクタの運転に従事していた。現場は約30度の斜面で、伐倒時にかかり木となった2本のカラマツをトラクタのウインチで引き出して処理しようとしていた。被災者は2本のかかり木の内、谷側にあった木の下側15mの位置にトラクタを止め、2本の木の元口にワイヤロープをかけ、同時に引き出そうとした。山側のかかり木は斜面上向きに倒れたが、下側のかかり木はトラクタの方向に向かって倒れ、トラクタのクローラの上に乗ってウインチのレバー操作をしていた被災者にかかり木の末口側が激突し、その場に倒れ、カラマツとトラクタの間に挟まれた。