林業労働災害(死亡災害)速報一覧

伐倒作業中、伐倒方向が変わった伐倒木が、元口を下に滑り落ちて激突した

災害発生日時等 2008年08月24日
災害発生場所 三重県
被災者年齢等 31歳(男性)
作業種別 伐倒(支障木処理)
災害発生状況 被災者は、同僚2人と共に集材架線の架設作業に従事していた。被災当時は支障木の伐採作業を行っていた。約120m離れたところで滑車の取り付け作業を行っていた同僚Aが倒れている被災者を見つけ駆けつけたところ、伐倒したヒノキ(径34cm、樹高20m)の伐根から約9m下の地点で、うつ伏せに倒れている被災者を発見した。現場の状況から、受け口が浅く角度が小さかったこと、追い口を切り込みすぎたことなどにより伐倒方向が変わり、予定と反対の斜面の斜め上方に倒れ、元口を下に滑り落ちてきた伐倒木が激突したものと推定される。